高齢者住宅の種類介護保険施設
介護保険施設には、どのような介護サービスが必要かによって
「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「介護療養型医療施設」の
3タイプに分かれます。
特別養護老人ホーム(特養)
介護が常に必要で、在宅での生活が困難な高齢者の方が、介護などのサービスを受けながら生活する施設です。
社会福祉法人などが運営する公的な施設で、有料老人ホームと比べ安い料金で利用することができます。
しかし、介護度が高い方や、経済的にも自宅での生活が困難な高齢者の方が優先とされるため、現在は待機者が多くなっています。
介護老人保健施設(老健)
介護などのサービスを受けながら、在宅復帰を目的とするリハビリテーション施設です。
病状が安定し病院を退院しても、すぐに自宅に帰るのは不安だという高齢者の方などを対象としています。
在宅復帰を目的としている為、入所期間は長くても1年未満となっています。
介護療養型医療施設(療養型)
病状が安定期にある高齢者の方で、長期にわたり介護や医学的な管理が常に必要な方のための施設です。
介護療養型医療施設は平成30年3月末に廃止されることが決まっており、現在新規の療養型の開設は認められていません。