介護保険について学ぶ介護保険について
介護保険とは
高齢社会によって、介護を必要とする人が増え、今までの福祉や、家族での介護が困難になることを予測してできた社会保険制度です。
40歳以上の人が市区町村に保険料を納め、高齢者が、介護が必要になっても安心して暮らしていけるように、国民みんなで支えあおうという制度が介護保険なのです。
加入・保険料について
介護保険は40歳になった人が加入します。
介護保険料は、高齢化の状態や福祉サービスの進み具合で地域によって差があります。
介護保険の被保険者は、年齢で次の2つに分けられます。
※特定疾患
- がん(一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みが無い状態に至ったと医師が判断したものに限る)
- 関節リウマチ
- 筋萎縮性側索硬化症
- 後縦靭帯骨化症
- 骨折を伴う骨粗鬆症
- 初老期における認知症
- 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病(パーキンソン病関連疾患)
- 脊髄小脳変性症
- 脊柱管狭窄症
- 早老症
- 多系統萎縮症
- 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
- 脳血管疾患
- 閉塞性動脈硬化症
- 慢性閉塞性肺疾患
- 両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
介護保険が適用されるサービス
訪問サービス |
- 訪問介護
- 訪問入浴介護
- 訪問看護
- 訪問リハビリテーション
- 居宅療養管理指導
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通所サービス |
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福祉用具関係 |
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短期入所
サービス |
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施設サービス |
- 特別養護老人ホーム※
- 介護老人保健施設※
- 介護療養型医療施設※
- 特定施設入居者生活介護
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地域密着型
サービス |
- 定期巡回、随時対応型
訪問介護看護
- 夜間対応型訪問介護※
- 認知症対応型通所介護
- 小規模多機能型居宅介護
- 認知症対応型共同生活介護
(グループホーム)※
- 地域密着型特定施設
入居者生活介護※
- 地域密着型介護
老人福祉施設入所者生活介護※
- 複合型サービス
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居宅介護支援・
介護予防支援 |
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※特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、地域密着型特定施設入居者生活介護、夜間対応型訪問介護、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護のサービスにおいては、要介護者のみ利用できます。
※認知症対応型共同生活介護(グループホーム)は、要支援2以上の方が利用できます。