入居費用について｜有料老人ホーム・サービス付高齢者向け住宅検索

居室やサービスを終身利用する権利を取得するための費用です。
この権利は、施設を利用できる権利のことで、所有権ではありません。入居一時金には、償却期間という期間があります。入居時に入居一時金の一部が初期償却され、残りは償却期間内に徐々に償却されていきます。
その期間中に施設を退去したり、入居者が死亡した場合には、未償却の入居一時金が返還されます。
施設によって、料金は異なります。

アパートや賃貸マンションのように、居住部分を賃貸借する権利を取得する際（建物賃貸借契約）、入居時に敷金を支払います。
入居中に債務が発生した場合は、敷金から差し引かれ、契約満了時には差し引かれた後の敷金が返還されます。
債務がない状態で契約が満了を迎えると、敷金は全額返還されます。

入居金が無く、家賃に上乗せして月々の支払いをする契約をした際、入居時に保証金を支払います。
月々の支払いが滞るなど、入居中に債務が発生した場合は、保証金から差し引かれ、契約満了時には差し引かれた後の保証金が返還されます。
債務がない状態で契約が満了を迎えると、保証金は全額返還されます。

家賃相当額を月々支払います。
賃料を入居一時金として入居時に支払うところや、反対に入居一時金を無料にして賃料を高くするところもあります。

施設の運営、管理をするために毎月必要な費用です。
職員の人件費や共用部分の電球交換費用などの共用部の維持管理費、居室以外の部分の清掃費用などが含まれます。

施設内での食事サービスにかかる費用です。
介護食（きざみ食・ミキサー食・ソフト食等）を利用する際は、追加で料金がかかる場合もあります。

居室内の水道光熱費は、個別メーターで検針し使った分だけ支払う施設や、月額で料金が決められている施設、管理費に含まれている施設があります。

介護保険サービスを利用した際の介護保険料の1割負担額。

医療機関を受診した際の医療費や薬代。

電話代や嗜好品、おむつなどの消耗品代。